【相場公開】高い見積もりと安い見積もり、何が違う?工場の電気工事費用の裏側

「工場のLED交換、いくらかかりますか?」 「200Vのコンセントを増やす費用を教えてください」


お客様からお電話でこのようなご質問をいただくことがよくあります。 しかし、大変申し訳ないのですが、その場ですぐに「〇〇円です」と明確な金額をお答えすることはできません。 それは決して情報を隠しているわけではなく、工場の電気工事には、家電製品のような「定価」が存在しないからです。


同じ「コンセント1つの増設」であっても、分電盤のすぐ横に付けるのか、50メートル離れた場所に付けるのかで、材料費も作業時間も全く異なります。 また、脚立で届く高さなのか、高所作業車が必要な高さなのかによっても、費用は倍以上変わってきます。 この記事では、ブラックボックスになりがちな「工場の電気工事費用」の内訳と、適正価格を見極めるための知識を、プロの視点から包み隠さず公開します。


【目次】

■【問いかけ】なぜ、工場の電気工事には「定価」がないのか

■【基礎知識】見積もり金額を左右する「3つの変動要素」

■【相場観】ざっくりどれくらい?工事種別ごとの費用イメージと注意点

■【リスク】極端に安い見積もりに潜む「手抜き」の罠

■【解決策】エイワークスの見積もりが「適正価格」である理由

■【まとめ】正確な費用を知るために、まずは現地調査を




■【基礎知識】見積もり金額を左右する「3つの変動要素」

電気工事の見積もり金額は、主に「材料費」「労務費」「現場経費」の3つの要素で構成されています。 なぜ業者によって、あるいは現場によって金額が大きく変わるのか。その理由はこの3要素の掛け合わせにあります。



・1. 材料費(ケーブルの長さと太さ)


最も分かりやすい変動要素です。 電気を運ぶケーブルは、距離が長くなればなるほど、そして流す電流が大きくなればなるほど(太くなればなるほど)、価格が上がります。 特に銅の価格は市場相場の影響を受けやすく、同じ工事内容でも時期によって部材費が変わることもあります。 また、工場特有の環境(油、薬品、高温など)に合わせて、特殊な被覆のケーブルや金属管を使用する場合も材料費は上がります。



・2. 労務費(作業員の人数と時間帯)


「その工事に何人の職人が、何時間関わるか」という人件費です。 ここでのポイントは、作業の「難易度」と「時間帯」です。 例えば、機械の下を這って配線するような難工事や、停電時間を極限まで短くするためのスピード工事には、熟練の職人が複数人必要になります。 また、工場の操業を止めないために「土日・祝日」や「夜間・深夜」に工事を行う場合は、割増賃金が発生するため、平日の昼間に行うよりも費用は高くなります。



・3. 現場経費(高所作業・養生・安全対策)


ここが見落とされがちですが、工場工事では大きなウェイトを占めます。 天井の高い工場で照明交換や配線工事を行う場合、高所作業車のリース代や、足場の設置費用がかかります。 また、食品工場などで異物混入を厳重に防ぐための養生費や、誘導員の配置といった安全対策費もここに含まれます。 「工事そのもの」以外にかかる、安全と品質を守るためのコストです。




■【相場観】ざっくりどれくらい?工事種別ごとの費用イメージと注意点

定価はないと申し上げましたが、予算取りのために「ざっくりとした目安」を知りたいという方も多いと思います。 あくまで参考値ですが、一般的な工場の工事費用のイメージと、見積もりを見る際の注意点をお伝えします。



・工事種別ごとの費用目安(※現場状況により大きく変動します)


LED照明交換: 器具代(1台数千円〜数万円)+交換工賃(1台あたり数千円〜)。 ※高所作業車が必要な場合、別途3〜5万円程度加算されることがあります。


動力コンセント増設: 数万円〜15万円程度。 ※分電盤からの距離、遮断器の増設有無によって幅があります。


高圧受変電設備(キュービクル)更新: 数百万円〜。 ※トランスの容量や搬入経路(クレーンが必要か等)によって大きく異なります。



・「一式 〇〇万円」の見積もりには要注意


見積書をもらった時、明細がなく「電気工事一式:30万円」とだけ書かれている場合は注意が必要です。 内訳が分からないということは、何にお金がかかっているのか不明瞭だということです。 後から「やっぱりケーブルが足りないので追加費用がかかります」と言われたり、逆に不要な経費が乗せられていたりする可能性があります。 信頼できる業者は、「ケーブル〇〇m」「ブレーカー〇〇A」「労務費〇〇人日」と、ある程度細かい内訳を提示してくれます。




■【リスク】極端に安い見積もりに潜む「手抜き」の罠

相見積もりを取った際、他社より極端に(例えば半額近く)安い見積もりが出てくることがあります。 「ラッキーだ、ここに頼もう」 そう即決する前に、一度冷静になって考えてみてください。ビジネスにおいて、理由のない安さは存在しません。 極端に安い見積もりには、必ずどこかに「コストダウンのしわ寄せ」が隠れています。



・見えない部分での「部材ランクダウン」


電線やブレーカーには、一流メーカー品から安価な海外製品まで様々なランクがあります。 安い業者は、利益を出すために、見えない部分で部材の質を落としている可能性があります。 「容量は満たしているけれど、被覆が薄くて熱に弱いケーブル」や「信頼性の低いメーカーのブレーカー」を使われると、数年後にトラブルが発生するリスクが高まります。 工場は長く使う場所です。数千円の部材費をケチった結果、早期交換が必要になれば本末転倒です。



・安全対策と手間の省略


最も怖いのがここです。 安くするためには、作業時間を短くし、人件費を削るしかありません。 その結果、何が起きるか。 「本来やるべきアース工事を省く」 「絶縁処理を雑に済ませる」 「養生をせずに作業して、製品にホコリを被せる」 こうした手抜き工事は、施工直後は電気が点くので分かりませんが、時間の経過とともに漏電火災や感電事故といった重大なリスクとして表面化します。




■【解決策】エイワークスの見積もりが「適正価格」である理由

私たち株式会社エイワークスの見積もりは、決して「業界最安値」ではありません。 しかし、施工品質と長期的な安心を含めた「コストパフォーマンス(適正価格)」には絶対の自信を持っています。 なぜ、私たちの見積もりが選ばれるのか。その理由をお伝えします。



・「安かろう悪かろう」も「過剰スペック」もしない


私たちは、お客様の工場の状況を無視した激安工事は請け負いません。それはプロとしての責任が持てないからです。 一方で、必要以上にハイスペックな機器を売りつけることもしません。 「今の稼働状況なら、こちらのランクの部材で十分長持ちします」 「ここは将来の増設を見越して、少し余裕を持たせましょう」 現場調査に基づき、無駄なコストを削ぎ落としつつ、必要な安全性は確保する。そのバランス最適化こそが、私たちの提案力です。



・予算に合わせた「松竹梅」の提案


「とにかく初期費用を抑えたい」のか、「ランニングコストを下げたい」のか。 お客様の重視するポイントに合わせて、複数のプランをご提案することも可能です。 ただ見積書を送りつけるのではなく、「なぜこの金額になるのか」「このプランだと何が良いのか」を丁寧にご説明し、納得していただいた上で工事を進めます。


▼エイワークスがお客様に約束する「品質」と「信頼」 https://www.eiworks.jp/strength




■【まとめ】正確な費用を知るために、まずは現地調査を


工場の電気工事費用は、現場を見なければ誰にも分かりません。 ネットで相場を検索して「だいたいこれくらいかな」と予算を組んでいても、いざ現場を見たら「配線ルートが複雑で倍の費用がかかった」ということもあれば、逆に「既存の配管が使えるから安く済んだ」ということもあります。


正確な金額を知るための最短ルートは、プロに現地を見てもらうことです。 エイワークスでは、現地調査とお見積もりを承っております。 「まだ工事するか決めていないけれど、費用の目安だけ知りたい」 「他社の見積もりが適正かどうか見てほしい」 そんなご相談でも構いません。まずは一度、お問い合わせください。


▼工場電気工事の無料見積もり・現地調査依頼はこちら https://www.eiworks.jp/contact